鉄製フライパン買った!

結婚してからずっと「取っ手の取れるティファール」を愛用していて
これはこれで使いやすくて便利なのだけど。
炒め物に多用するウォックパン(炒め鍋)がどうにもこうにも傷むのが早い。
つい高温で使ってしまうせいか、テフロンがはがれて次第にコゲつくように
なってきてしまうのだな。1度は買い換えて使っていたのだけど、
このまま1〜2年に1回のペースで買い換えていくのは
どうにもこうにもコストパフォーマンスが悪いと思い始めた。
そんなこんなでフライパン調査開始。


色々調べてみたがやはりテフロン加工はどんな高級品でも所詮は消耗品。
高いものはそれなりに長持ちするようだけど、完璧では無い模様。
まあ、高温で使わないように気をつければそれなりに保つはずなんだけど。
ティファールもソースパンなんかはまだテフロン健在で長持ちしてるし)
マーブルコートフライパンについても、これもメーカーによってピンキリで
高いのはそれなりに長持ちするらしいけど、テフロン同様コーティングははがれるらしい。


予想はしてたけど「さびにくい」「焦げ付かない」 「手入れが簡単」「軽い」
「耐久性がある」「一度買えば一生モノ」などすべての要件を満たす
万能フライパンなど 、この世には存在しないらしい……。
あと、料理の目的によってフライパンも2種類使い分けたほうがいい、とも。
中華料理みたいに強火でさっといためて一瞬で調理するものには鉄製、
肉や魚をじっくり焼き付けるのには厚手のステンレスや銅が向いてるとか。



で、散々検討した結果、買ったのはコレ。

RIVER LIGHT 極 炒め鍋 28cm 14K28
リバーライト
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リバーライトの「極」シリーズは特殊な熱処理でサビにくい加工がしてある鉄製フライパン。
初めの空焼きも不要で、片付けるときもいちいち油を塗ったりしなくても自然乾燥でOK。
28cmの深めの炒め鍋で1130g なので、そんなに重さも感じない。

実際に使ってみたところ、まだやや慣れないので炒飯のご飯や肉なんかをちょっと
こびりつかせてしまったけど、野菜炒めなんかはかなりいい感じ。
肉なんかは熱が通るまで動かさなければこびりつかないことは解った。
炒飯は油が足りなかったかな、また挑戦してみよう。
まあ軽く焦げ付いたとしても、タワシでガリガリこすって洗えるのは快適。
濡れたまま放置しておいてもサビないのも魅力的。なかなか良い感じかも。



ちなみに他に検討したフライパンはこんな感じ

魔法のフライパンは3年待ちという時点で却下。というか、そもそも炒め鍋が重すぎ。
あじねフライパンは最後まで迷ったなー。リバーライトより軽いのが魅力的。
ただ価格がリバーライト極のほうが安かったのと、注ぎ口があるので油返しがやりやすいかな、と思ったのが決め手。
ナノセラファインはテフロンよりも耐久性のあるコーティングらしい。
これはこれで魅力なのだけど、やはり高温で使えないのと、お値段がややお高めで却下。
というわけでリバーライト極に落ち着きました。



ちなみに、一応調べたけど検討対象外だったのは以下の通り。
今回は深め(8cmくらい)で大きめ(直径28cm)の炒め鍋が欲しかったので却下になったものもアリ。

  • 有元葉子のフライパン……鍋つかみがないと調理できないのが致命的。凹凸部分に細かい汚れがこびりつきやすいとの評判も。
  • シラルガン……使いやすそうだけどサイズが24cmのみ。価格は16800円。
  • バーンデス……ドイツブランド。ノンスティック加工でこげにくいらしいが、どうも中国製っぽい。何より浅すぎる。価格は1万円以上。
  • 柳宗理……25cm、深さ4.5cmまで。高い。
  • アサヒ軽金属オールパン……丈夫らしいけど所詮はフッ素コートなのが不安



まあここまで書いておいてなんだけど、料理初心者にはやはりテフロンが最適な気がします。
鉄は油をなじませる一手間があるし、手慣れないとやはり焦げ付きます。
テフロンだと、何を焼いても「するっ」と剥がれて焦げ付かないのが魅力。
そういう意味ではティファールのセットは、これさえあれば何でも作れて便利。
一人暮らしの人や新米主婦にはオススメです。