なかむら



  • 業態:セルフ
  • 待ち時間:11時台で1時間くらい
  • 食べたもの:うどん小150円
  • 総合点:★★

こちらは土手沿いの住宅の中にぽつんとあるお店。隣とかごく普通の民家なのに家の前まで行列できちゃって気の毒に……と思うような場所。
まぁ今までの流れからするとこれだけ列ができてもさくさく回転するだろう……と思いきや、なかなか列が消化されていかない。後で中を見ると納得できるのだけど、「麺をゆでて冷やしてどんぶりに入れて渡してくれる」店員さんがひとり、レジ担当のお兄さんがひとり、どんぶりを洗うおばちゃんがひとり、といった小人数体制。うーん、こりゃハケないよ。炎天下のお昼時に並んで待つにはちょっとキビシイ。
ガイド本などを見ると「湯切りもネギ切りも自分でやる、完全セルフのお店」と書いてあるのだけど、ネギは完全に刻まれた後だった。冷たい麺をどんぶりに入れた状態で渡されるので、冷たいまま食べたい人は特に湯切りの必要もない。あったかい麺にしたい人はもう一度釜の中に入れてざるで湯切りする必要はあるけれど。
あとはネギやしょうがやだしまたはしょうゆを好きなだけかけてレジで精算、別棟のベンチか外で立ち食い、という感じ。
麺はやわらかめであんまりコシはない。だしはしょうゆっけの無いイリコだしタイプか。もちろんまずくはないんだけど、暑い中長時間待ちくたびれた感を吹き飛ばすほどのインパクトはなかったことは確か。ここはうどんがどうのこうの言うより、このセルフサービス感を味わうお店なのかなぁ、と。