やまうち


  • 業態:セルフ
  • 待ち時間:14時台で30分くらい
  • 食べたもの:ひやひや(小)200円
  • 総合点:★★★★★

前回の琴平旅行で私の中のうどん観を変えたやまうちのうどん。やはりここだけはリピートしたい、というわけで金毘羅歌舞伎観劇後、まずはやまうちへ向かう。琴平から車で20分、周りには田んぼと山しかないようなところにひっそりとたたずむうどん屋さん……とはいえ近づくと場所は一目瞭然。なぜってそこらじゅうに車が路駐しまくってるから。駐車場まで行かずにそのへんに止めてる人も多いのだろうな。駐車場にも係員のおじさんがひとり立って誘導をしてる。前回は9時台に行ったのでそんなに混んで無かったのだけど、今回は午後だからさすがに混んでるなぁ。店の外の列も3〜40人くらい。とはいえここも回転よくサクサク進んでるようなのでおとなしく待つ。
ここはカウンターで注文するとすぐにうどんを出してくれるので、そこに好きな天ぷらをのせて精算するシステム。しかし、もうすでにてんぷらは売り切れ。「天かすは好きなだけのっけてって、てんぷらの味するからー」とおばちゃんは言うが、その天かすすらもう底をついている……うーん、残念。とりあえずひやひやの小を注文。大にしようかなーと思いつつもこの後まだ回りたいので小で我慢。
さて1年ぶりにたべるやまうちのうどん……ああ、やっぱり美味しい。私の中のベストワンの地位は不動だなぁ。申し訳ないが朝たべた宮武さんのうどんとは段違いの差だ。「王者の風格」なんて言葉が頭をよぎる。「エッジの効いたうどん」なんて評されるようだけど、確かにコシがある。「うどんのコシ」の意味はこのうどんで初めて体感したなぁ、なんて思いながら。ダシは宮武同様、醤油っけのないイリコ系のダシなんだけど、水のせいかやはりこちらのほうが美味しい気がする。
はー、やっぱりもう一杯食べたかったかなぁ、なんて思いながらも、満足して店を後にしましたとさ。