中村勘三郎襲名披露公演inこんぴら金丸座





やー 行ってきました念願のこんぴら歌舞伎! 襲名披露巡業で金丸座公演が発表された瞬間に、チケットも入手してないのに「桜の抄」を予約して、直前までチケット取れるのかどうかヒヤヒヤしてましたが。なんとか昼の部だけ見て参りました。ひとりで行ってたら間違いなく昼夜ハシゴしてたんですが、今回は「うどんを食べに行こう!」などといいながら旦那様を連行したので昼だけで我慢しておきました。

そういえばこんぴら前に行くといきなり目の前に篠山紀信先生の姿が。口上の時に「今日は串田監督がいらっしゃってるはずで…」と勘三郎さんが言うので「いやーん、どこどこ!」などと思っていたのですが、休憩中に串田和美さんの姿発見。「ほらあれがこないだ見た四谷怪談の演出家の方だよー」なんて旦那さんに話していたら「ああ、あの人なら隣のブロックにいたよ?
ぶっ。
舞台と反対側の斜め後ろにいらっしゃったのでまったく気づきませんでしたよ!!! はーどきどき。

金丸座そのものは前にも見学に来たことはあったのだけど、幟が立って売店が出ると「あーなんか中村座みたい」といった印象。浅草のワクワク感がよみがえる。まあ、ココを意識して中村座を作ったのだろうけれど。場内も一度みたことがあるとはいえ、やはりお客さんが入った状態だと雰囲気が違う。しかし昔の小屋とはいえ照明はきちんと入れてるようで、自然光やろうそくだけというわけではないみたい。きっちり花道にピンスポあててたし。しかし「本朝廿四孝」は何度見ても寝る演目。ここまで来てもやはりうとうとする私。
「身替座禅」は予想していたとはいえ弥十郎さんの奥方と勘三郎さんのバランスが可笑し過ぎる。しかしコワいだけかと予想していた弥十郎さんの玉ノ井はなかなかに可愛らしくて、「ああ、キモかわいいってこういうことをいうんだなぁ」などと思ったりして。


そういえば夕方、桜の抄で温泉に浸かった後、大浴場前のマッサージコーナーで「このフットマッサージきもちわるい!」などといいながら遊んでいたら、風呂上がりの弥十郎さんが目の前を横切って行った。ひえええええええええ。さすがに声はかけられませんでしたけどね。