ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ@新宿FACE

詳しくは後ほど書きますが雑感を箇条書きで。

  • テンション高い三上博史のヘドウィグが好きだったので、山本耕史は「うわー体温ひくー」って感じでした。すみません断然わたしは三上派です。演出・訳詞のせいでダメになったところもかなりありそうな気が。
  • ただヘドウィグがトミーのことを語り始めるあたりからはまあ悪くないかなぁ。歌よりも表情で見せるというか、芝居っぽい感じは強かったかも。トミーとして歌う「Wicked Little Town」は良かった。「ああこのトミーなら確かに1インチ見て逃げ出すわ!」と納得してみたり。
  • カツラ・衣装など映画版をほぼ踏襲。オリジナリティはないけどまぁ客を引かせるためのメイクだしこれはこれでアリか。
  • セリフの訳がなんかいまいちわかりづらい。前回の青井陽治の訳のほうがわかりやすかったなぁ。
  • 中村中ちゃんは声が素敵。猫のように奔放に舞台に居る様は見てて楽しいけど、イツァークとしてあの自由さはどうなんだろう。抑圧されてる感がないから、最後に女装して出てくるところの意味が薄まってる気が。
  • そしてラストのあのキャバ嬢のような白ドレスはどうなの。まあ初演のプロレスラーみたいな衣装も論外だったからそれに比べれば可愛いけど、なんか違和感。あそこってもっとゴリゴリにドラッグクイーン風の衣装のほうがいいような気がするんですが。
  • みんな言ってるけど歌詞の和訳はせめて字幕で出して欲しい。英語で歌うのはいいけど、歌詞カードは上演中見られません……。
  • 三上版は「よくこのテンションで毎日続くなぁ」と思ったけど、山本版はあのくらいだったら1日2ステやっても十分余裕なんじゃないかと……。
  • ハコは今回のFACEのほうが作品にはあってるけど、総じて演出面では三上&青井版のほうがよかったなー。

とりとめないですが後日もうちょっと追記して書き直します。とりあえずメモ。