歌舞伎座六月昼の部

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信州川中島合戦、予想通り退屈だったのでひたすら筋書きを眺める時間。「歌舞伎座では三十三年ぶりの上演」に納得。まぁトッキーが琴ひくあたりでちょっとだけ見どころはあったけど。
素襖落もなんとなく吉右衛門さんとか眺めてみるものの暇といえば暇。箸休め的演目にはいいんだけど、その前をそもそも見てなかったしな。私何見にこのチケット取ったんだっけ(←失礼)、と一瞬考えてしまった。
恋飛脚大和往来、あそーか、これ見にきたのか。染五郎さんは頑張ってるとは思うものの、やっぱりなんとなくこの演目でこの顔ぶれだと仁左衛門さんと比べちゃう。前半のバカ若旦那っぷりがもうちょっとかわいくて柔らかければいいのになぁ、なんて。仁左衛門さんならこんな感じ、というのがついつい頭に浮かんでしまうもんなぁ。そりゃあキャリアがまるで違うから比べちゃうのも悪いけど。(でも女殺油地獄はよかったからなぁ)
そして八右衛門&孫右衛門のニザ様はさすがのひとこと。イヤミな八右衛門だけどバツの悪そうな顔してるところとか人間臭くてイイ。孫右衛門みるのも二回目だけど今日も泣かされた。見にきて良かった。