八月納涼歌舞伎第三部千秋楽@歌舞伎座

芝居の内容についてはおいといて、とりあえず寝る前に千秋楽レポートだけ。
終演後、幕が開くと舞台中央でお辞儀する勘三郎さん、橋之助さん、福助さん、勘太郎さん。そして上手と下手の「中村座」の観客が舞台へ登場……って、人形の顔を取ったらそこにいるのは弥十郎さんに芝のぶさんに亀蔵さん!? えええ、みんなそんなところで人形のふりしてたの?? さらに舞台下手からやってきた「お客さん」が顔をとったら、なんと串田さん。野田さんや蜷川さんもカーテンコールには登場してたし、今日も客席で串田さんの姿をみかけてはいたので、きっと客席から登場するんだとばかり思ってたら、こっそり歌舞伎座の舞台に出演してたのねー! そういえば串田さん、コクーン歌舞伎の夏祭浪花鑑のときは最後にパトカーから警官の姿で登場してたっけ。さらにカーテンコール中に暗転したかとおもったら、宙乗りで三階から登場したのはあの「法界坊人形」。舞台にたどりついた人形を勘三郎さんが抱きとめて、幕となりました。
しかし拍手は鳴り止まず、二回目のカーテンコール。1回目のカーテンコールに登場しなかった七之助くんもすっぴんに浴衣姿で登場し、ビデオカメラを客席に向けて撮影中。勘三郎さんがここでひとことご挨拶。「来年の納涼歌舞伎は襲名披露興行中なので出られないと思いますが……」とのコメントに、客席からはちょっと残念そうなため息も。また串田さんからもひとこと「歌舞伎座デビューです。これからもよろしくお願いします」と。お。じゃあ、また二度目三度目があると思っていいのかな?
まぁそんなこんなでたいへんに盛り上がった納涼歌舞伎でしたとさ。はー、たのしかった。