過去を捨てようとして

大掃除を決意。なかなか捨てられなかった過去とか過去とか過去とかを捨てようと、容赦なくアレやコレやをゴミ袋につっこんでみる。主に直近の元彼がらみのどーでもいーもの(とはいえ思い出すのがつらいので見えないようにしていたもの)を捨てるのが目的だったものの(とはいえいただいたプレゼントはありがたく使わせていただいてます。(-人-)ありがとう!)、それ以外のものが山ほどあって気が遠くなる。オークションに出そうかと思っていたパンフ類も、そんなこと言ってるからなかなかかたづかないんだと思って潔く紐でくくってみる。うっ。しかしこういう時に限っていろんなもの見つけちゃうんだよね。


まず惑星ピスタチオの台本が次々でてきて、轟天寺ヨシオや明智光秀をやってた頃の佐々木蔵之介氏の写真に驚く。今やすっかり文学青年な佇まいの蔵さんもこのころはマッチョな体格だったんだなぁ! ああ、さすがにピスタチオの当日パンフとかは捨てられないよ……。映画のパンフとかはどうにでもなりそうだから捨てられるけど、舞台のパンフはなぁ。ちゅーかなんで私マトリックスのパンフとか買ってるの? 謎。
あるいはまだ20代中盤の山南さん、もとい堺雅人王子@東京オレンジ在籍時(あぁそうだこのころはみんな「王子」って呼んでたよ)の生写真、とか。しまったよく見たらこのころから額の生え際が危ういじゃん! 当時はあまりにキラキラ輝いてたから気付かなかったよ! とか思ったり。
または「なんでこんなところに首藤さん?」と思ったら段田安則氏だったり、その段田氏と南果歩マクベスとかのパンフがでてきて「あーあったあったそんな舞台」とか思ってよく見たら八嶋智人氏@トリビアが脇役で出ていたりして「そういえばフツーにシェイクスピアやってた!」と思い出してみたり。すっかり忘れてたよ……。さらに阿佐ヶ谷スパイダースがまだ早稲田どらま館でやってたころのチラシとかまで出てきて、さすがに感慨深くなってしまった。


まぁそんなのは可愛いほうで、最初につき合った彼氏からの手紙とか出てきた時には悶絶死しそうになった。つーかそうだこのころはまだメールなかったから手紙なんだ! 好きだとかなんだとか、なんか赤面しそうな恥ずかしいこと書いてあって卒倒しそうになったけれど、よくよく読んだら、どーも私が「オススメの曲」を編集してテープにつっこんだものを送ったらしく、それに対する感想がメインの手紙だったのでそれはそれで自分の所業にも卒倒しそうになった。編集すんなよ! テープ送るなよ! でもしょうがないよ! 10代の子供がすることだもん仕方ないよ! うわああああん


あるいは20代前半のショートボブ時代の写真が出てきて、顔そのものは今と変わってないにもかかわらず、印象が「ヅカの男役」または「オカマ」だったので軽く凹んだ。いまは一生懸命髪のばしてスカートはいてごまかしてるつもりだけど、おいらちゃんと女に見えてるんだろうか。もしかして化粧すればするほどオカマ度上がってるんじゃないか。大丈夫か、自分。むしろスカートとかはかないほうがいいんじゃないのか。と、急に不安になる。うわああああん


そんなこんなで押入の奥だの収納の奥だので腐って発酵しそうな思い出を掻き出していたらゴミ袋5つくらいになってしまった。コワ! そりゃいつまでたっても片づかないわけだよ。ちゅうか見えないところの大掃除に躍起になっていたら、見えるところがほとんど片づいてないことに気付いた。うわああああん


そしてあまりの懐かしさにいま惑星ピスタチオの「Believe」のビデオ見ちゃってます。日テレのセンスのない編集に呆れるけど、作品自体は面白いなぁ。


しかしあまりに天気がいいからふとん干したりシーツからカーテンまでファブリック類残らず洗ったりしてしまったんだけど、もしかして部屋中いま花粉まみれなんじゃないのか……。鼻がつまって息が出来ない……喉が痛い……今日眠れるかな……。