疾走/重松清

新潟-東京間の新幹線内で一気に読了。
疾走 上 疾走 下

東野圭吾の「白夜行」とか天童荒太の「永遠の仔」とかを読んだときのどんより感に似てる。閉鎖的な町で兄が事件を起こして家族が崩壊して云々といった話。ひたすら暗くて重くてなんの救いもないんだけど読まされちゃうというか。読んでてツライ気分になりましたよ。しかしこの表紙、コワイ……。