白鳥三昧

一週間の激務のせいで起きられる自信がなかったけれど、×××××円のチケットを無駄にしてなるものかと気合いいれて文化村へ。やっと首藤康之氏の王子を観られたので今回のキャストもフルコンプリート。幻のアンドリュー・コルベットのスワンが見られなかったのが残念だけど。まぁ、アンドリューがでてくるってことは相当負傷者が多いと言うことだから、そんな状況はないほうがいいんだろうし。
さて大人になりきれないアダルトチルドレンなクリス王子、鬱屈がすべて中へ中へと向かっていく繊細なニール王子、そして3人目の首藤王子はというと……ひとことでいうと「女子高生・首藤康子」王子でした。なんか動きがいちいち女の子っぽいんですよ。ギャヴ王子が退場したあと、10年ぐらいどっかに監禁されてて久しぶりに社会復帰したんじゃないかっていうくらいの脅えぷりっちゅうか。そもそも雰囲気があんまり「王子」っぽくないし……。口元に手をあてるしぐさとか、膝を崩した“女の子座り”とか、どーにもこーにもオンナノコっぽいんですよねぇ。まぁそれはそれで悪いってわけではないんですけれど。
まぁそれよりも東京公演前半戦最後の日とあって、今日はみんなテンションが高い高い。マチネで踊ったニールはカーテンコールで白鳥・女王・ガールフレンドに抱きついてハグするはしゃぎっぷりだし。ソワレのジェイソンもいつもよりさらにエロエロだし♪ ちょっと惚れそうー。


終演後は結局3/6分にコメントいれてくださった3名様と一緒にこちらのディナー。2種類のオードブル、じゃがいものかごに乗った鴨料理、海老のフリッターみたいなのに野菜が添えられたメイン、パン4種類、デザート、という感じ。デザート以外は写真と違ったなぁ。コース料理というにはちょっと量は少なめだけど、まぁ21時以降のメニューだからこんなものか。メインよりもデザートのほうが気合いはいってる気がするんだけどきのせい? 白いココナツをまぶした白鳥風のムース、両サイドには生クリームとメレンゲの羽、下にチョコレートソース。本体を食べようとすると、中はカシスなのかな、赤いムースが……。白鳥さんの赤い肉がッ……というラストの解釈でいいのかしら……これは……。